古文が大好きな数学の先生のブログ

大学入試を中心に教育系ネタを更新しています。

偏差値を10上げる方法

上位クラスの子

6月頭頃

期末テストを意識しただろう

 

大事なことはやり方と量

最初に言う
高得点・高順位を取るには とにかく演習量と取り組み方が大事

※必ずしも勉強時間=成績ではありません


テスト範囲が配られる 3 週間程度前 期末テストの「期」の字もまだでない頃
「余裕を持って少しずつテスト勉強を始めた」
という子

こんな子はだいたい平均以上の出来る子が多い

しかし一方で、私らなんかから見ると
この子は平均以上になれても
学年トップにはなれるかどうかが分かります


なぜだか分かりますか?

 

生徒の4タイプ

学校にはだいたい 4 パターンの生徒がいます

①取り組みが早く、すぐに全力を出せる子
②取り組みは早いが、すぐに全力を出せない子

③取り組みは遅いが、すぐに全力を出せる子
④取り組みは遅く、すぐには全力を出せない子

もう分かりましたか? これを点数化します

①10×10=100
②10×5=50
③5×10=50

④5×5=25


①や④は言うまでもありません
早くから動き出し
何度も繰り返し問題を繰り返せた人ほど
高得点が取れるのは間違いない

逆に、
動き出しが遅い、エンジンがかからない人
成績が低くなりがちなのは明らかです
両者は当然の結果

 

問題は点数が同じ②と③です


②は真面目な子に多い
早くから対策をしているのに成績が上がらない子は
エンジンのかかり方、やり方に問題がある可能性がある
やり方に問題がある子は独学では改善はできない

この①とは違う②のタイプの子を見分けられる大人が周りにいるかが重要

 

①と②を見分けてあげないと、

②の子はずっとやってるつもりのまま。

 

作り方を知らずに材料だけでカレーを作れますか?
これと同じ


③は要領の良い出来る部活生に多い
ただ、こういう子はこのやり方を続けると
後々伸び悩むことが起きる

また、定期テストでは点数が取れている点で
プライドを捨てれず、
己の無知を知らない井の中の蛙になりやすい


勉強時間=成績でない

やり方、演習量が成績を左右する

 

②と③はやり方は違うが点数は同じ。

この②の人達をいかに早く①にあげてあげられるかが重要

 

最後に

県内上位高校に行きたい子

中堅大以上の大学に行きたい子

 

皆と同じことをしては偏差値50以下

 

「みんな出来てなかったから」

そんな言い訳で安心してないか?

そんな考えは今すぐ捨てろ

目標だけ立派でも、やり方、考え方を変えないと成績は変わらない。

 

お分かりいただけましたか?